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学会活動アーカイブ
2023.02.13 カテゴリー:お知らせ,シンポジウム・講演会,海外文献研究部会,研究部会活動
中垣恒太郎(海外文献研究部会)
海外文献研究部会の主査をつとめます中垣です。
以下の通り、海外文献研究部会企画による講演会を開催する運びとなりました。
イラン・グェン氏(仏語翻訳・通訳、アニメーション史研究)に講演として、フランスのアニメーション映画『神々の山嶺』(パトリック・アンベール監督、2021)および『めくらやなぎと眠る女』(ピエール・フォルデス監督、2022)を題材に、近年のフランスのアニメーション映画の動向について、また、日本の小説やマンガをアニメーション映画によって翻案された作品を通して「日本」にまつわる文化表象をめぐる論点についてお話いただきます。
『神々の山嶺』(小説:夢枕獏[1997]、漫画版:谷口ジロー[2000-2003])のアニメーション映画版は現在、Amazon Primeにて視聴可能です。
『めくらやなぎと眠る女』は、村上春樹による同名の短編小説集(2009)を含む計6編の短編小説を素材に再構成したアニメーション映画であり、2023年以降の劇場公開が見込まれています。
イラン・グェン氏は東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻などで教育経験を有するほか、現在はフランスを拠点に、日本の作品の翻訳紹介、世界の様々なアニメーション映画祭に協力関与されています。
会員外の方々のご参加も歓迎いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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▼日本アニメーション学会海外文献研究部会講演会
(概要)
日程:2023年3月1日(水)19時~21時(オンライン入室18:55)
※オンライン会議システムZoomを用いたオンライン形式で開催します。
「現代フランス製アニメーションにおける日本人の表象について」
▼講師:イラン・グェン氏(仏語翻訳・通訳、アニメーション映画研究・評論)
司会:中垣恒太郎会員(海外文献研究部会主査)
企画:海外文献研究部会
共催:専修大学現代文化研究会
▼日本語による講演です。
▼参加:事前登録制・無料(会員優先。会員以外の方も聴講いただけます)
▼参加申込:2023年2月26日(日)23時まで。
参加者の方には、2月28日(火)までにZOOMリンクをお送りします。
▼事前登録申込: https://forms.gle/hMgaLHGCqcbm9wmdA
▼お問い合わせ先:中垣恒太郎(海外文献研究部会主査)
knakagaki@senshu-u.jp
※上記の@は@(半角)に置き換えてください。
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2023.02.01 カテゴリー:支部活動,西日本支部
桑原圭裕(西日本支部代表)
日本アニメーション学会西日本支部研究会の開催をご案内いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日本アニメーション学会西日本支部第54回研究会
日時:2023年2月26日(日)zoomミーティング
⑴ 会員発表会:洪愷均(関西学院大学大学院)「変質の美学:新アニミズムからアニメーションの定義を再探求する」
・13:00~13:50
⑵ 休憩
・13:50~14:00
⑶ 卒業論文発表会:第2回アニメーション教育の多様性を探る
・14:00~17:00 関西学院大学・同志社大学・甲南大学の学部生8名(各発表10分~15分、質疑応答5分~10分)
・発表題目一覧
「新海誠作品におけるキャラクターの生き方 --『北の国から』との比較から」
「幾原邦彦『少女革命ウテナ』による「少女」の解放」
「日本アニメーションにおける「原形質性」の再考 --妖怪のビジュアルを起点として」
「宮崎駿作品における「飛行」シーンの計量分析ーシネマティズムとアニメティズムに着目してー」
「仮面ライダーシリーズにおけるヒーロー像の変遷ーヒーロー像と映像スタイルの関係性ー」
「テレビアニメにおける戦闘シーンの変遷ー登場人物の映像表現に着目してー」
「ライトノベル『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の〈語り〉の構造」
「TV放送終了後の機動戦士ガンダムの展開について」
※発表・質疑応答の都合で、各発表の開始時間を変更することもあります。
学会員のみ参加可能です。
参加にあたっては下記URLから2月20日までに参加申込をおこなってください。
折り返し、開催前日までにzoomミーティング入室用のURLをお知らせいたします。
申込フォームにアクセスできない場合は、支部代表の桑原(y-kuwabara@kwansei.ac.jp)まで、お名前・ご所属・メールアドレスをご連絡ください。
西日本支部第54回研究会参加申込
https://forms.gle/1jCBy9eRmZ2x1DYq7
研究会の前に12時から、支部運営委員会を行います。委員の方には別途zoomミーティングのURLをお送りします。
また、今後の西日本支部研究会での研究発表も受け付けています。
研究発表をご希望の方は、下記の連絡先(桑原・佐野)までお問いあわせください。
発表時期等については、支部運営委員会で協議のうえ、お知らせいたします。
西日本支部事務局
桑原(支部代表):y-kuwabara@kwansei.ac.jp
佐野(支部担当理事):asano@mail.doshisha.ac.jp
※上記の@は@(半角)に置き換えてください。
2022.11.01 カテゴリー:大会
投稿者:第25回大会実行委員会 須川亜紀子 実行委員長
秋晴の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
2022年6月の総会、8月の第24回大会の場でも短くアナウンスさせていただきましたが、あらためまして、来年度の大会についてお知らせいたします。
来年2023年に、本学会は設立25周年を迎えます。その節目にあたり、2023年度大会は、Society for Animation Studies (SAS)とのスペシャルセッションなど、25周年を記念する特別な企画を予定しています。大会のテーマは「ギャップとスペース(Gaps and Spaces)」です。そこにはいろいろな意味が内包されています。単なる相違としてのギャップもあれば、結果として見えてくる埋めるべきギャップもあるでしょう。また、スペースにも、場、空間、間隔など様々な意味があります。それぞれの研究者がとらえるアニメーション研究におけるギャップとスペースについて考える貴重な機会になることを願っています。
25周年記念の特別企画の一つとして、第1日目に「マイクロプレゼンテーション(micro presentations)」があります。SAS会員とJSAS会員の学生や研究歴が比較的短い研究者(students and early career scholars)を対象にした、5分のプレゼンテーションコンペです。日英併用したパワーポイントスライド2~3枚を用意し、英語でプレゼンテーションを行います。
2日目には、例年通り会員の皆様の個人研究発表はありますが、今回は英語による発表のスロットも準備する予定です。
詳細は後日お知らせいたします。実行委員会一同、頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
日時:2023年8月19日(土)、20日(日)
場所:横浜国立大学 https://www.ynu.ac.jp/
形式:ハイフレックス(現地+リアルタイムオンライン+アーカイブ)
大会実行委員会:
須川亜紀子(横浜国立大学)、Chris Pallant (Canterbury Christ Church University, SAS会長)、石田美紀(新潟大学)、キム・ジュニアン(新潟大学)、清水知子(東京藝術大学)、ガン・シューフィ(Lasalle College of Arts)、スティービー・スアン(法政大学)、ジェイソン・ダグラス(Yale University/早稲田大学)、ガブリエル・デュリス(横浜国立大学大学院)、濱田輝(横浜国立大学大学院)、布山タルト(東京藝術大学)、松本淳(敬和学園大学)、米村みゆき(専修大学)、レナト・リベラ・ルスカ(東洋大学)
+大会運営委員会:小林翔(大阪大学非常勤講師)、平野泉(専修大学人文科学研究所特別研究員)、一藤浩隆(広島大学大学院博士後期課程)、川口茂雄(上智大学)、さとうゆか(育英館大学)、ヨアヒム・アルト(国立歴史民俗博物館)
2022.10.26 カテゴリー:お知らせ,東日本支部,研究・教育委員会
「秋の研究集会@新千歳」が来週金曜日に迫りました。
第1部「基調講演」と第2部「会員による研究発表」の詳細が確定しましたのでお知らせします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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「秋の研究集会@新千歳2022」開催概要
◎日時:2022/11/4(金)18:00〜21:00
◎会場:新千歳空港国内線4Fオアシスパーク特設会場(入場無料、100席)
◎企画運営:日本アニメーション学会(東日本支部、研究・教育委員会)
◎協力:新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会
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◎研究集会第1部(18:00〜18:40)
基調講演
バスティアン・デュボア(Bastien Dubois)
『スーベニア・スーベニア』にいたるまでの長い旅 A Long Journey to ‘Souvenir Souvenir’
◎研究集会第2部(18:45〜21:00)
会員による研究発表(発表12分+質疑応答3分)
1. 横田 正夫
『「空飛ぶゆうれい船」についての再考察』
2. 佐藤 壮平・石原 正規
『動き平滑化による動き評価への影響 ̶ジャーキネス軽減効果について ̶』
3. 魏 蔓
『アニメーションによる記憶の表現 自作『憶えていて』を巡って』
4. 平野 泉
『シミュレーションとしてのメディアミックス ̶̶ ホビーとしての「ビックリマン」』
5. 河原 大
『「バウンシングボール」アニメーション授業課題の比較』
6. 白石 祝子
『〈食人〉系アニメーションにおける研究の展望 ̶̶『約束のネバーランド』を中心に ̶̶』
7. 布山 タルト
『アニメーション教育における<観察>に関する一考察』
8. 西野 毅史
『アニメーションの実技系授業における初学から中級へのステップアップのための応用課題について ― 非芸術系大学における手描きアニメーションの授業実践の事例』
9. 濵田 輝
『アニメ『PSYCHO-PASS』(2012-2013)で描かれる監視・管理』
発表概要集の冊子(A4サイズ)を会場で頒布致します。
PDFデータは以下からダウンロード可能です。ご活用下さい。
秋の研究集会2022@新千歳_発表概要集
発表概要集PDFデータ(2.7MB)
2022.10.04 カテゴリー:お知らせ
日本アニメーション学会は2022年10月15日(土)・16日(日)の2日間、徳島で開催されるマチ★アソビ (公式サイト → https://www.machiasobi.com/ ) に出展いたします。
現地では会場内に用意された屋外パラソルブースにて、学会誌などを頒布します。
また15日午後にはスペシャルゲストに平澤直さん(株式会社グラフィニカ代表取締役社長・アーチ株式会社代表取締役)をお招きして「どうする? どうなる? アフターコロナのアニメイベント」と題したトークイベント ( https://www.machiasobi.com/events/machiasobi_v25/after_colona.html ) も開催予定です。
お近くにお越しの際にはお立ち寄りください。
問い合わせ:info@jsas.net(@を@に変えてください)
2022.08.15 カテゴリー:教育研究部会,研究部会活動
昼間行雄(教育研究部会)
当学会の協力する「ひろしまアニメーションシーズン2022」において、教育研究部会が共催するシンポジウムが開催されますので、お知らせします。
ひろしまアニメーションシーズン2022(第一回)では、アカデミー成果発表シンポジウム「アニメーションを用いた新しい教育の試み」と題し、下記の日時にアカデミー企画として行われた活動報告と、アニメーションやメディア芸術を用いた教育の今後のあり方を考察するディスカッションを行います。
教育研究部会は、第二部のディスカッションに協力しています。
多くの皆様の参加をお待ちしております。
日 程:8月20日(土) 13:00〜15:00
会 場:JMSアステールプラザ 7階会議室(〒730-0812 広島県広島市中区加古町4−17)
参 加:無料
協力:日本アニメーション学会
共催:日本アニメーション学会 教育研究部会
公式ホームページ:https://animation.hiroshimafest.org/program/00001381/
シンポジウムの内容
第一部:報告
ひろしまアニメーションシーズン2022 アカデミー企画「ひろしまアニメーションクラブ」が目指したもの
◯概要説明:宮﨑しずか(ひろしまアニメーションシーズン2022アーティスティック・ディレクター)
◯各事業報告
(1)幼児対象プログラム
〜未来の“きもちのよいくらし”を目指して〜
「ぴかぴかランタン」(幻灯機)を活用したアニメーションのめばえ
比治山大学短期大学部美術科 宮﨑しずか
比治山大学短期大学部幼児教育科 児玉理紗
サニクリーンアカデミー 井上真一
(2)ふれあい教室・障害者施設対象プログラム
H-AIR(レジデンス)作家との交流
比治山大学短期大学部美術科 宮﨑しずか
広島市教育委員会生徒指導課 ボーダレスアートスペースHAP 木村成代
(3)中学生対象プログラム
アニメーションを活かした国語教育の実践:マルチモーダル・リテラシーの育成
比治山中高等学校国語科 土井一生
(4)高校生対象プログラム
未来を描くためのアニメーション:アルスエレクトロニカとの連携による広島=オーストリア間の高校生の交流
基町高校創造表現コース生徒 3年 黒目明日香/1年 栗栖千育
第二部:ディスカッション
「アニメーション教育普及によって育まれる創造都市とは」
アニメーションと街を結びつけることで、未来の社会にどんな変化が生まれていくのか
昼間行雄(文化学園大学 造形学部教授 / 日本アニメーション学会 教育研究部会)
渡邉朋也(山口情報芸術センター ドキュメント・コーディネーター/アーキビスト)
宮﨑しずか(比治山大学短期大学部 美術科准教授)
・参加ご希望の方は、直接会場にお越し下さい。事前予約等はございません。
・会場での実施のみで、ネットでの中継、後日の録画配信はありません。
・この催しは、日本アニメーション学会教育研究部会との共催による「ひろしまアニメーションシーズン」主催のプログラムです。問合せ等につきましては、「ひろしまアニメーションシーズン2022」でのみお受けしております。
問合せ:
「ひろしまアニメーションシーズン2022」アカデミー成果発表シンポジウム担当 宮﨑しずか(比治山大学短期大学部 美術科)
miyazaki@hijiyama-u.ac.jp (@を@に変えてください)
2022.08.08 カテゴリー:産業研究部会,研究部会活動
長谷川雅弘会員
日本アニメーション学会 産業研究部会の長谷川で御座います。
8月21日(日)13時~開催の産業研究部会 第7回研究会についてご案内いたします。
今回はITジャーナリストの西田宗千佳氏をゲストとしてお招きして、『レイヤー構造』で考察し直す動画視聴行動ついての解説をいただきます。その後、「倍速視聴」がどのようにアニメーションの視聴に影響を及ぼすかをパネルディスカッションにて議論します。
ご参加を希望される方は以下のフォームからお申し込みください。
▼開催日時・場所
2022年8月21日(日)13時〜
※オンライン会議ツールZoomを用いて開催します。
※参加申込は8月16日(火)までにGoogleフォーム ( https://forms.gle/26bDM23EmqZ3grZa8 )へお願いします。
※学会会員以外の方の参加(有料)はPeatixからのお申し込みが必要です。
( https://jsas-industry-7th.peatix.com/ )よりお願いいたします。
※参加表明を頂いた皆様には申込時に記入頂いたメールアドレスへ参加用URLをご案内致します。
▼研究会次第
・主査より開催挨拶
・副査より研究会のご案内
○第1部 ゲストトーク(13:10〜14:10)
・「『レイヤー構造』で考察し直す動画視聴行動」(60分)
西田宗千佳氏(ITジャーナリスト)
聞き手:まつもとあつし
(休憩10分)
○第2部 ディスカッション(14:20〜16:10)
・「倍速視聴に関するデータについて」(10分)
長谷川雅弘(株式会社ヒューマンメディア 事業プロデューサー)
・「倍速視聴によるアニメ視聴への影響」(50分)
森 祐治(デジタルハリウッド大学大学院専任教授)
西田宗千佳氏(ITジャーナリスト)
増田弘道(株式会社ビデオマーケット 顧問)
司会:まつもとあつし(松本淳・ジャーナリスト/敬和学園大学 准教授)
・「質疑応答」(30分)
・「フリーディスカッション」(20分)
○今後の活動予定・総括・閉会挨拶(16:10〜16:20)
問い合わせ先:上記Googleフォームへ
2022.08.02 カテゴリー:大会
大会運営委員会委員長 小林翔
記録的な酷暑が続く中、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
大会直前になりましたが、大会通信の最終版をお送りいたします。
今回の配信内容は以下の二点です。
・大会概要集
・研究発表の応募資格に関して
・大会概要集
大変遅くなりましたが、大会の概要集を配布いたします。

JSAS第24回大会概要集
学会HPの大会タブからもダウンロードが可能です。
・研究発表の応募資格について
本大会の研究発表の応募資格を、大会運営委員会判断で今年度から会員になられた方にも与えるように変更させていただきました。この変更により、今年度の大会発表への応募を断念された会員の方にはお詫び申し上げます。以下、この変更の経緯についてご説明させていただきます。
今大会の研究発表の応募資格は、「21年度の会費を支払っており、今年度も会員であること」としておりましたが、研究発表の追加募集を実施した際に、これらの資格を有しない方からの応募があり、運営委員会内での協議の結果、それらの方にも発表を認めるという判断を致しました。
当初設定した応募資格に関しては、前大会である第23回のものを踏襲する形と致しましたが、後の協議の中で、この応募資格に関して特に学会の会則として定められているわけではないことが明らかになりました。そうした事情が応募資格の検討の際には運営委員会内で周知されておらず、申し送り事項の精査を怠る形となってしまいました。この点についてもお詫び申し上げます。
研究発表の応募資格として、当該年度の会費を支払っていることとしている学会が多い中でこのような資格を設けた理由としては、「研究発表のためだけに学会に入会し、その後すぐに退会するというケースへの抑止」を目的として設置されたということが、過去の大会記録を遡り判明いたしました。
運営委員会においては、「退会への抑止」よりも「若手研究者を中心とした発表機会の拡張」を重視したいという方針を定め、来年度以降の研究発表の応募資格の見直しを検討していたところでした。
同時期に実施した研究発表の追加募集において、今年度の応募資格を有しない方からの応募が複数件ございました。今年度の発表資格を有しないことで、申し込みを断念された方に対して、これらの発表を認めることはアンフェアなのではないかという意見は委員会内でも提起されました。それを踏まえたうえで、「応募資格の文言が直感的にわかりづらく、応募資格の有無に関して誤解を生じさせる余地があった」という意見と、「来年度以降の見直しを検討中であったことから、それを前倒しして発表機会を創出し、学会の活性化につなげたい」という運営委員会内での議論を鑑み、それらの応募者についても発表を認めることとなった次第です。今年度の研究発表募集に対し、応募資格の点から発表の申込を断念された方については、重ねて深くお詫び申し上げます。
こうした事態を受け、来年度以降の大会開催に向け、これまで設けられていなかった大会規則の作成についての議論を進めていく次第です。このような不手際の再発を防止するためにも、大会運営委員会一同、迅速な策定を目指します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2022.07.23 カテゴリー:大会
大会運営委員会委員長 小林翔
酷暑の折り、いかがお過ごしでしょうか。
第二通信からやや間が空いてしまいましたが、大会の第三通信をお届けいたします。
今回の配信内容は次の通りです。重要なお知らせもございますので一読いただきますようお願いいたします。
・大会概要
・会場へのアクセス
・会費の支払い方法
・新型コロナウィルスに関する対応
・大会概要
大会両日のスケジュールは以下の通りです。(以下敬称略)
開場:東京造形大学4号館
1日目:8月6日(土)
開始:11:00 終了:18:30予定
開会式 11:00~11:10 4号館4-A教室
研究発表
Aプログラム 11:15~15:40 4号館4-D教室
有吉末充「白雪姫は三度死ぬ―ミュージカルアニメの誕生」
大橋勝「メアリー・エレン・ビュート初期作品における視覚と音楽のシンクロについての研究」
たつざわさとし「『桃太郎 海の神兵』挿入歌『アイウエオの歌』の起源と採用までの経緯の再考」
北波英幸「1930年代の『トーキー映画』と『非常時』――重層化する〈アニメ〉というメディア」
萱間隆「復興と喪失『機動警察パトレイバー the Movie』における背景美術のテクスト分析」
景燁「映画とアニメーションにおける『感覚変容』の映像表現研究」
布山タルト「アニメーションを教える言葉――10年間のワークショップ実践をふりかえって」
Bプログラム 11:15~15:10 4号館4-E教室
程斯「「耳で感じる快楽」の構築と交渉――「JUNEカセット」が供する聴覚的官能をめぐる一考察」
板倉享平「ファンと文化生産者が作り出す関係性の類型化」
今泉友介「戦争プロパガンダと日本アニメの出発点」
森友令子「アニメーターに求められる演技力――『MUTEKING THE Dancing HERO』より」
泉順太郎「インデックスに近接して アニメーションの一本性」
荒木奈美「現代の「生きづらさ」とアニメーション 新海誠『言の葉の庭』を中心に」
パネル発表1 16:00~16:55 4号館4-D教室 オンライン配信になります※
テーマ:持永只仁のアニメーション制作研究の再考
角和博「人形映画製作所の教育映画作品に関する原資料の調査 -脚本、絵コンテ、原画、写真を中心にして-」
首藤舞央梨「持永只仁が制作した昭和30年代テレビC Mの未公開写真の調査」
西岡英和「戦時中の芸術映画社作品における持永只仁がもたらしたアニメーション撮影技術開発の分析とその考察」
※パネリスト全員がオンラインで参加し、会場ではZoom画面を投影したものを見て頂きます
パネル発表2 16:00~16:55 4号館4-E教室 オンライン配信になります※
テーマ:〈叙述〉としてのジブリ・アニメーション
石田美紀「「ジブリ顔」をめぐる叙述」
平野泉「スタジオジブリ研究の現在形」
西口拓子「『アルプスの少女ハイジ』の叙述」
米村みゆき「視覚的叙述としての『ハウルの動く城』」
※パネリスト全員がオンラインで参加し、会場ではZoom画面を投影したものを見て頂きます
学会賞記念講演 17:00~18:30 4号館4-A教室
木村智哉(開志専門職大学准教授)
各発表の内容と細かいタイムスケジュールは後日発行の概要集にてご確認ください。
一日目の終わりに懇親会を予定しておりましたが、現在の新型コロナウィルスの再度の流行を鑑み中止とさせていただきます。
2日目:8月7日(日)
13:15~16:55
シンポジウム「日本アニメに描かれる戦争」
会場:4号館4-A教室
登壇者
パネリスト
NHKプロジェクトセンター:春日真人
日本大学芸術学部特任教授・アニメーション映画監督:片渕須直
岡山大学文学部准教授:中尾知代
甲南大学文学部教授:森茂起
ディスカッサント
東洋大学文学部准教授:堀ひかり
・会場へのアクセス
https://www.zokei.ac.jp/university/access/
最寄り駅はJR横浜線相模駅です。駅からスクールバスが臨時で運行しております。スクールバスの時刻表は以下の通りです。
※八王子近辺の宿泊情報をPDFファイルに添付しております。ご活用ください。
※8月6日(土)
相原駅発 10時 15分/30分/45分
大学発 18時 40分/55分
※8月7日(日)
相原駅発 12時 15分/30分/45分
大学発 17時 30分/45分
18時 30分(スタッフ用)
8月6日は構内の学生食堂がオープンしておりますので学内で昼食をとっていただけます。
7日は食堂が休業しておりますので、あらかじめ昼食のご準備の上、もしくは食べてからお越しいただくことをお勧めいたします。
会費の支払い方法
今年度もオンライン支払サービスのPeatixを活用致します。
現地参加の場合:Peatixでの支払い、もしくは現地での現金での支払い
オンライン参加の場合:Peatixでの支払い
支払い用のPeatixのページは以下のアドレスです。
https://jsas202208con.peatix.com/
・新型コロナウィルスに対する対応
東京造形大学から新型コロナウィルス感染症対策についての取り組みとガイドラインの紹介を依頼されました。
各会員の皆様におかれましては、改めて感染防止の取り組みを徹底していただきますよう、よろしくお願いいたします。
〈入構時の注意点〉
・大学入構時に入構受付で検温、手指の消毒にご協力ください。
・新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、必ずマスクを着用のうえ入構してください。
・発熱等の症状がある場合は、入構できません。以上を含め感染予防対策については以下の大学公式ページで告知しています。
「入構規制の緩和措置拡大について(2021.12.07更新)」
https://www.zokei.ac.jp/news/2021/16035/
「大学における新型コロナウイルス感染症対策」
https://www.zokei.ac.jp/wp-content/uploads/2021/04/covid0427.pdf
大会まで間もなくとなって参りました。準備も佳境を迎えておりますが、実行委員会一同奮闘してまいります。よろしくお願いいたします。
2022.07.20 カテゴリー:お知らせ
2022年6月18日開催の第25回通常総会において、第13期理事会が発足いたしました。
また7月17日開催の理事会において、監事・監査・各委員会の委員等が承認されました。
それに伴い、本WEBサイトの以下の情報を更新いたしましたので、ご案内申し上げます。
>会長挨拶
>役員
>委員会