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学会活動アーカイブ
カテゴリー:お知らせ
2024.08.06 カテゴリー:お知らせ,大会
大会実行委員 小林翔
みなさま
盛夏の候、いかがお過ごしでしょうか。
大会通信第3号をお届けいたします。内容は次の通りです。
・大会への参加申し込みについて
・概要集の配布について
・大会への参加申し込みについて
大会への参加申し込みについては、以下のPeatixのサイトから行えます。
https://jsanimes2024.peatix.com/
会員・非会員を問わず、参加費は一律4000円です。
また、博士後期課程までの学生についてはいわゆる「学割」料金を設定しております。
懇親会への参加申し込みについても事前に料金の支払いと申請を行っていただく形になりますので、ご注意ください。
事前にお知らせしておりましたアーカイブツアーへの申し込みについても、Peatixでのチケット購入が必須となります。また、申し込みは先着順となりますので、参加できない可能性もあることをご承知おきください。
アーカイブツアーのスケジュールは以下の通りになります。参加する時間帯は選べませんのでご注意ください。
会場:佐賀大学本庄キャンパス総合研究1号館角研究室
24日(土)
13:30-14:00
15:15-15:45
16:00-16:30
16:45-17:15
17:30-18:00
25日(日)
9:30-10:00
10:15-10:45
11:00-11:30
・概要集の配布について
概要集については、学会ホームページの大会ページ( https://www.jsas.net/conference.html )からダウンロードいただく形となります。紙媒体でのみなさまへの送付は実施いたしませんのでご注意ください。
大会まで一月を切りました。
みなさまの奮ってのご参加をお待ち申し上げております。
日本アニメーション学会第26回大会実行委員
小林翔
大会実行委へのお問い合わせについてはconference(at)jsas.netまでお願いします。
2024.08.06 カテゴリー:お知らせ,産業研究部会,研究部会活動
産業研究部会 副査 松本淳
日本アニメーション学会 産業研究部会の松本です。
9月7日(土)に開催する第11回産業研究部会についてご案内いたします。
今回はデジタルハリウッド大学教授の森祐治さんと、一般社団法人日本アニメーター演出協会 事務局長の大坪英之さんをゲストとしてお招きして、「データから読み解くテレビアニメとクールジャパン」というテーマでご講演を頂き、議論を行います。
ご参加を希望される方は以下のフォームからお申し込みください。
▼開催日時
2024年9月7日(土)12時〜16時
▼場所
▼場所
専修大学サテライトキャンパス(向ヶ丘遊園駅北口から徒歩1分)
※生田キャンパスではありません。ご注意ください。
※参加費は無料です。学会会員以外の方もご参加頂けます。
▼研究会次第
・主査より開催挨拶
・副査より研究会のご案内
○第1部 ゲストトーク①(12:00〜13:30)
・「『テレビアニメ番組』という消え物との戦い」(60分)
講師:大坪英之氏(一般社団法人日本アニメーター演出協会 事務局長)
・質疑応答(30分)
(休憩・名刺交換等30分)
○第2部 ゲストトーク②(14:00〜15:30)
・「メディアミックスのパワーと可能性」(60分)
講師:森 祐治氏(デジタルハリウッド大学教授)
・質疑応答(30分)
○第3部 総合ディスカッション・今後の活動について(30分)
・フリーディスカッション(20分)
・今後の活動予定・総括・閉会挨拶(10分)
▼申し込みフォーム
研究会終了後、サテライトキャンパス近くで懇親会を行う予定です。懇親会については参加申し込みを頂いた方に別途ご案内いたします。
問い合わせ先:産業研究部会 副査 松本淳 ( atsushi.matsumoto.0110(at)gmail.com )
※ (at)を@に変えてください。
2024.07.22 カテゴリー:お知らせ,大会
投稿者 大会実行委員 小林翔
みなさま
酷暑の候、いかがお過ごしでしょうか。
前回から間が空いてしまいましたが、第26回大会の第2号通信をお送りいたします。
お知らせは次の通りです。なお、研究発表者へのスケジュール通知も大会通信を以て代えさせていただきます。
・大会タイムテーブルおよび研究発表リスト
・アーカイブツアーについて
開催概要(再掲)
日時:2024年8月24日(土)、25日(日)
場所:佐賀大学本庄キャンパス教育学部1号館
URL : https://www.saga-u.ac.jp/gaiyo1/campusmap/
形式:現地開催
1日目
開場:11:30
開会式:12:30(教育学部1号館104教室)
学会賞受賞記念スピーチ:12:40~13:10(同会場) スティービー・スアン(法政大学)
研究発表:13:30~18:10
第1会場:教育学部1号館101教室
13:30~14:00
郭 宇昊(新潟大学大学院)
虞哲光の仕事――中国における「海派木偶劇」と戦後の木偶アニメーションの関係性
14:05~14:35
クシュブー・バンサル(デリー大学、英語発表)
インドにおける日本アニメーションの歴史と貢献
14:40~15:10
新井 佑季(京都大学大学院)
アヌシー国際アニメーション映画祭創設期における批評と実践 ――ニューメディア学的視点に着目して
15:15~15:45
仁藤 潤(和洋女子大学)
チェコ留学におけるアニメーション教育と制作環境について
15:50~16:20
有持 旭(愛知県立芸術大学)
エストニア国営スタジオの設立:なぜ画家と風刺画家が雇用されたのか
16:25~16:55
中垣 恒太郎(専修大学)
精神疾患から見える世界をアニメーションで表現する試み――『ロックス・イン・マイ・ポケッツ』とグラフィック・メディスン
17:00~17:30
ハルマンダル・チャール(東京藝術大学大学院、英語発表)
アニメーション効果:日常生活の中にアニメーションを探す実践研究プロジェクト
17:35~18:05
大澤 幸(小樽商科大学)
Posthumans in Yuasa Masaaki’s Works
第2会場:教育学部1号館102教室
13:30~14:00
宮﨑 しずか(比治山大学短期大学部)
ゲームエンジンで遷移させるコマ撮りガイドの試作
14:05~14:35
山中 幸生(東京工芸大学)
作画の基本に於ける運動体験の影響に関する一考察
14:40~15:10
佐藤 壮平(目白大学)
Four-stroke apparent motionにおけるfps・輝度変動の検討
15:15~15:45
木村 智哉(開志専門職大学)
1980年代日本におけるアニメーターの就業形態およびその意識――オーラルヒストリーに基づく事例研究――
15:50~16:20
たつざわ さとし(一般)
アニメーション製作会社の歴史的な多角性の検討
16:25~16:55
西岡 直実(ミッドポイント・ワークラボ)
思春期・青年期におけるアニメの心理効果に関する調査研究の試み
17:00~17:30
ヨアヒム・アルト(国立歴史民俗博物館)
敗戦の表現と被害者意識の記号
第3会場:教育学部1号館104教室
13:30~14:00
丹羽 真人(一般)
布袋戯と日本の人形劇:技術と文化の交差点 台湾のコンテンツ文化の歴史
14:05~14:35
有吉 末充(一般)
持永只仁の『こぶとり』その音楽劇アニメーションとしての再評価
14:40~15:10
西岡 英和(宮澤動画工房)
戦時アニメーション「フクちゃんの潜水艦」論考 ~企画からその影響まで~
15:15~15:45
林 緑子(名古屋大学大学院)
公害映像と動物倫理 アニメ『川の光』における動物イメージの検討
15:50~16:20
ガブリエル・デュリス(横浜国立大学)
魔法少女アニメに対する第三の観点の検証:魔法少女アニメとジェンダー変身シーンのクィア・リーディング(Queering)
16:25~16:55
程 斯(東京大学大学院)
女性向け恋愛シミュレーションゲーム「アンジェリーク」における音声的表現をめぐる一考察
17:00~17:55 パネル発表
須川 亜紀子(横浜国立大学)石田 美紀(新潟大学)宮本 裕子(立教大学)米村 みゆき(専修大学、ディスカッサント)
アニメーションと女性
18:30~20:30 懇親会
2日目
開場:12:00
シンポジウム:人形アニメーションのこれまでとこれから 会場:教育学部1号館104教室
第1部:アーカイブと証言からみる持永只仁の人形アニメーション 13:30~14:40
登壇者:角和博(佐賀大学、司会)、細川晋(東京工芸大学)、田畑博司、京子(人形制作者)
第2部:人形アニメーションの現在地 15:00~16:30
登壇者:さとうゆか(育英館大学、司会)、細川晋、竹内泰人(アニメーション作家)
閉会式:17:00(同会場)
アーカイブツアーについて
大会1日目、2日目ともに、角和博先生の研究室に所蔵されている持永只仁の制作資料を見学するアーカイブツアーを予定しております。また、会期中はアーカイブの所蔵品の一部の展示を実施予定です。ツアーに参加されない場合もそちらはご覧いただくことができます。
1回の所要時間は40分程度を予定しており、参加申し込みは、まもなく開設する大会参加申し込みフォーム(Peatixを使用)から申請いただきます。
こちらは先着順となっております。大会通信の続報をご確認ください。アーカイブツアーのタイムテーブルについては後日ご案内いたします。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
日本アニメーション学会第26回大会実行委員
中村隆敏、角和博、小林翔、平野泉、一藤浩隆、川口茂雄、さとうゆか、アルト・ヨアヒム
2024.06.25 カテゴリー:お知らせ,支部活動,西日本支部
西日本支部 代表 一藤浩隆
日本アニメーション学会西日本支部代表の一藤です。
支部研究会といたしまして、下記の合評会を開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
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『〈戦い〉と〈トラウマ〉のアニメ表象史――「アトム」から「まどか☆マギカ」以後へ』合評会
(日本アニメーション学会西日本支部第56回研究会)
日時: 2024年7月20日(土曜)14:00~17:20
会場: 甲南大学岡本キャンパス18号館3階講演室
主催: 甲南大学人間科学研究所
協力: 日本アニメーション学会西日本支部
〈タイムテーブル〉
14:00 開会挨拶 森茂起 (甲南大学)
14:15 発表1 上尾真道(広島市立大学)
14:40 発表2 荒木菜穂(関西大学)
司会 池田太臣(甲南女子大学)
休憩
15:20 発表3 アルト・ヨアヒム(国立歴史民俗博物館)
15:45 発表4 西岡亜紀(立命館大学)
司会 森茂起
16:15 発表者間でのディスカッション
16:45 全体ディスカッション
司会 池田太臣・上尾真道
17:20 閉会
2024.05.01 カテゴリー:大会
大会実行委員 小林翔
みなさま
緑樹の候、いかがお過ごしでしょうか
第26回大会の第1号通信をお送りいたします。お知らせは以下の2点です。
・開催概要(再掲)
・研究発表の募集について
開催概要
日時:2024年8月24日(土)、25日(日)
場所:佐賀大学本庄キャンパス URL:https://www.saga-u.ac.jp/gaiyo1/campusmap/
形式:現地開催
大会通信0号でもお知らせいたしました通り、今年度の大会は佐賀大学本庄キャンパスで実施いたします。オンラインでの大会参加、プログラムのアーカイブ配信等は実施いたしません。
大会のタイムテーブルについては概要集の発行をもってお知らせいたしますが、24日が研究発表、25日がシンポジウムという形式は例年通りです。
研究発表の募集について
今年度大会より、従来の応募書式に記載し返送いただく形式ではなく、Googleフォームをもちいた募集へと変更いたします。下記に記載するフォームのURLに必要事項を記載し送信することで、応募が完了します。
1.募集期間:2024年4月30日より募集開始とします。締め切りは2024年5月31日です。
2.発表資格:応募時点で日本アニメーション学会の会員であり、入会時から今年度(2024年度)までの会費を滞納なく納入していること
3.応募方法:次のGoogleフォームに必要事項を記載して送信してください。
一般発表 : https://forms.gle/pvnxKBdYNrrn5pmr6
パネル発表 : https://forms.gle/PnULyg3C8eADvzVe6
4.発表形式:一般発表、パネル発表
一般発表:1枠あたり発表人数は1名、共同研究の場合は1組。共同研究の場合、発表者はいずれも弊学会の会員であること。 全体25分(発表20分、質疑応答5分)
パネル発表:1枠あたり発表人数は2~3名、発表者はいずれも弊学会の会員であること 全体55分(発表30分、討論25分を目安とする)
※パネル発表は発表者側が設定した一つのテーマの下で複数の発表者全員がそれぞれ「独自の発表」を短めに行い、「主に議論する」枠となります。パネル発表を希望される場合は、共同発表者の中から一人司会を選出して頂きます。
皆様の奮ってのご応募をお待ちしております。
日本アニメーション学会第26回大会実行委員会
中村隆敏、角和博、小林翔、平野泉、一藤浩隆、川口茂雄、さとうゆか、ヨアヒム・アルト
2024.03.15 カテゴリー:お知らせ,産業研究部会,研究部会活動
松本淳 会員(産業研究部会副査)
日本アニメーション学会産業研究部会は、3月17日(日)14時00分~16時00分に「新潟国際アニメーション映画祭」のアカデミックプログラムとなるシンポジウムを開催いたします。
2回目の開催となる「新潟国際アニメーション映画祭」は3月15日(金)~20日(水)に新潟市で開催されます。産業研究部会では、この「新潟国際アニメーション映画祭」と連携したアカデミックプログラムとして「地方から拡がるアニメ産業のミライ・望ましい地方展開の姿とは?」をテーマに、昨年に引き続きアニメ制作の東京集中構造から、デジタル化と通信技術の向上による地方分散の現状、そしてあるべき姿について議論します。
ゲストに内田昌幸氏(新潟アニメーション代表取締役)、荒尾哲也氏(柏崎アニメスタジオ)をお招きし、学会からは増田弘道・森祐治・長谷川雅弘・松本淳が登壇します。
開志専門職大学アニメ・マンガ学部(新潟市中央区古町通7番町1010古町ルフル11F)にて入場無料にて開催されますが、以下URLから登録いただくことで、オンラインでご視聴いただくことも可能です。
直接ご来場の方は会場にお越しいただき、オンラインでのご参加を希望される方はニュースレターで案内するURLから登録をお願いします。
▼開催日時・場所
2024年3月17日(日)14時00分〜16時00分
開志専門職大学 古町ルフル校舎 アニメ・マンガ学部(新潟市中央区古町通7番町1010古町ルフル11F)
参加費:無料(学会員限定でオンライン視聴あり)
▼研究会次第
- 増田弘道主査より開催挨拶(14時00分~14時10分)
- ゲストご紹介(14時10分~14時15分)
- 発表1「アニメ制作会社が地方スタジオを設立する理由」(14時15分~14時30分)長谷川雅弘(株式会社ヒューマンメディア 事業プロデューサー)
- 発表2「新潟アニメーションの人材育成への取り組み」(14時30分~14時45分)内田昌幸(株式会社新潟アニメーション 代表取締役)
- 発表3「柏崎アニメスタジオが新潟に夢見ていること」(14時45分~15時00分)荒尾哲也(柏崎アニメスタジオ)
- 発表4「アニメビジネスのモデルと制作の集積・分散」(15時00分~15時15分)森祐治(デジタルハリウッド大学教授)
○ディスカッション(15時15分~15時50分)
- 地方と都市部の関係・工程分業の実態
- 地方に価値をもたらすスタジオ分散とは?
- 人材発掘・育成の実態とこれから
- 海外事例から見る支援政策
○質疑応答・まとめ(15時50分~16時00分)
2024.03.11 カテゴリー:お知らせ,歴史研究部会,研究部会活動
歴史研究部会 主査 萩原由加里
歴史研究部会は、オンライン形式で研究会を開催いたします。
参加を希望される方は、申込フォームよりお申し込みください。
学会員以外の参加も歓迎いたします。
2023年度 歴史研究部会 研究会
開催日時:2024年3月26日(火)13:00開始、14:30終了予定
登壇者:林緑子(名古屋大学人文学研究科)
発表タイトル:サークルとしてのアニメーション文化-2000年代を中心に
開催方法:Zoomにて開催。参加規約に承諾された方にZoomのIDとパスワードをお送りします。
参加申し込みの期限:2024年3月24日(日)20:00
申込フォーム https://forms.gle/q3KNgf4raCaDCL1w9
お問い合わせ先 萩原由加里 y-hagi(アットマーク)main.teikyo-u.ac.jp
※(アットマーク)を@に変えてください。
2024.03.02 カテゴリー:お知らせ,コンテンツ文化研究部会,研究部会活動
コンテンツ文化研究部会 主査 石田美紀
コンテンツ文化研究部会は、オンライン研究会を、下記のとおり、開催いたします。
ご参加を希望される皆様は、申込フォームより、お申し込みください。
学会員以外の参加も歓迎いたします。
コンテンツ文化研究部会研究会
開催日時: 2024 年 3月31 日(日)、13時から14時30分
登壇者と発表タイトル
劉雅欣会員(大阪大学大学院):高畑勲とネオレアリズモー「リアリティ」のための配役をめぐって
石田美紀会員 (新潟大学) :声と物語とジェンダーーテレビアニメ『宝石の国』を事例として
司会:須川亜紀子会員(横浜国立大学)
開催方法:Zoomにて開催。IDとパスワードは、下記の参加規約に承諾された方に、3月29日(金)までにお送りいたします。
申込締切:2024年3月24日(日)18時
申込フォーム:https://forms.gle/eFwGHDTrSY2PZHpn8
お問い合わせ先: コンテンツ文化研究部会 石田美紀(主査)、須川亜紀子(副査)
contents_studies(at)jsas.net
(at)を@に変えてください。
2024.03.02 カテゴリー:お知らせ,海外文献研究部会,研究部会活動
海外文献研究部会 中垣恒太郎会員
海外文献研究部会の主査をつとめます中垣です。
以下の通り、海外文献研究部会企画による講演会を開催する運びとなりました。
ウォルト・ディズニーと同時代に最新の技術を駆使しながらアニメーション表現を革新し、ディズニーとライバル関係にあったフライシャー兄弟(『バッタ君町に行く』[1941]ほか)の映像観についてまとめた単著『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』以降、宮本氏は、実写映画とアニメーション映画の間に明確な区別がなかった時代の映像的な混淆を探る研究を継続している。最新の研究課題としては、1920年代から1940年代頃までのアメリカ、とりわけニューヨークのスタジオが制作したアニメーションを制作について、スタジオや監督といった枠組みを越えて、今日まで続くアニメーション・スタジオの制作様式が、いかに個人の創造を折衝しながら体系化されていったのかを調査・分析している。その背景として、アニメーション研究の広がりとしての「制作者研究」(プロダクション・スタディーズ)の進展がある。
アニメーション研究自体が学際的な領域であり、英語圏での研究が多岐にわたって発展を遂げている中で、日本では他の領域に比しても海外のアニメーション研究の動向が「見えにくい」ままであり続けており、卒業論文の題材として多く選ばれるディズニー・アニメーションでさえも基礎的な文献が充分に整備されているとは言い難い状況にある。
アメリカのアニメーション研究者の視点から、最新の研究動向を参照しつつ、日本における海外アニメーション研究・教育の現状と課題を展望する。
会員外の方々のご参加も歓迎いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
―――――――――――――――――――――――
▼日本アニメーション学会海外文献研究部会講演会
(概要)
日程:2024年3月15日(金)18時30分〜20時30分(オンライン入室18時20分)
※ Zoomを用いたオンライン形式で開催します。
「日本における海外アニメーション研究・教育についての所感――私的な研究・教育経験から」
▼講師:宮本裕子氏(立教大学現代心理学部映像身体学科准教授)
司会:中垣恒太郎会員(海外文献研究部会主査)
企画:海外文献研究部会
共催:専修大学現代文化研究会
▼参加:事前登録制・無料(会員以外の方も聴講いただけます)
▼参加申込:2024年3月12日(火)23時まで。
参加者の方には、3月14日(木)までにZoomリンクをお送りします。
▼事前登録申込: https://forms.gle/Xgm7woLxtXJd1foGA
▼お問い合わせ先:中垣恒太郎(海外文献研究部会主査)
knakagaki(at)senshu-u.jp
(at)を@に変えて下さい。
2024.02.27 カテゴリー:お知らせ,心理研究部会,研究部会活動
心理研究部会 主査 野村康治
下記の要領で、心理研究部会の研究発表会とパネル・ディスカッションを開催いたします。
今回は「アニメ」に関する心理学研究をされている登壇者の方々にお話を伺います。
参加登録をしていただければ、どなたでも参加できる無料の会です。特に「アニメ」の心理学的な問題や研究方法にご関心のある方には、お勧めのイベントとなります。
ご参加のご検討を、よろしくお願い申し上げます。
開催日時:2024年3月16日 14:00(開会挨拶13:55)〜17:00
開催形式:対面ならびにオンライン配信によるハイブリット形式
対面会場:西荻シネマ準備室
参加費:無料
参加申込:どなたでもご参加いただけます。3月15日までに下記URLのフォームにて参加の申込をお願いいたします。
https://forms.gle/fkAtVHrVf3c9Zsmn9
プログラム
13:55 開会 企画者挨拶
14:00〜14:45(14:45〜14:55 質疑応答) 研究発表1
タイトル:「アニメで表現される物語はどのような過程で理解されるか」
発表者:梶井直親(法政大学大学院ライフスキル教育研究所)
概要:私たちはアニメを視聴しながら,そこで表現されている物語を理解している。では,私たちはアニメの物語内容をどのような過程で理解しているだろうか。これまでの物語理解過程の研究では,物語内の出来事についての心的表象を自動的に構築し,更新していると提唱しており,これは,アニメでも同様であると考えられる。今回のシンポジウムでは,アニメにおける物語理解過程研究において明らかになったことを紹介し,今後の展望について考える。
14:55〜15:05 休憩
15:05〜15:50(15:50〜16:00 質疑応答) 研究発表2
タイトル:「アニメーションキャラクターの顔認知」
発表者:太田碧(法政大学大学院)
概要:アニメキャラクターの顔は,実際の人間の顔とはかけ離れた生物的にあり得ない形状で表現されているにも関わらず,顔として認識され,それぞれの物語において役割を果たす。キャラクターの顔はなぜ顔として認識されるのか。人間の顔との違いが何かあるだろうか。キャラクターの顔と人間の顔を我々がどのように認知するのか,それぞれの相貌特徴の形状の違い,受ける印象,顔の魅力となる要因の違いに関して研究した結果を紹介する。
16:00〜16:10 休憩
16:10〜16:50 パネル・ディスカッション(16:50〜17:00 会場からの質問と応答)
「『アニメ』を享受すること −その心理学的検討−」
パネリスト:薮田拓哉(大阪大学)・梶井直親・太田碧,司会:野村康治(日本大学)
概要:アニメーションの中でも特に商業色が強い作品を「アニメ」と呼び,「アニメーション」と「アニメ」を区別する場合がある。多くの日本人にとって馴染みがあるのは「アニメ」であり,「アニメ」作品はときに視聴者に強い感銘を与え,生活場面における価値観にまで影響を及ぼすことがある。本パネル・ディスカッションでは,アニメーション研究に携わる3名の心理学者をパネリストとして,私たちがいかに「アニメ」を認識し,受容し,さらに生活の中に取り込んでいるのかを心理学的観点から議論する。さらに,「アニメ」に関する心理的問題を扱う際の注意点についても検討していきたい。
17:00 閉会
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