日本アニメーション学会

日本アニメーション学会
第1回大会プレスリリース

第2.2版(1999年6月21日)

◎日本アニメーション学会(大山正会長、会員140名、1998年7月25日設立)は来る本年7月10日(土)・11日(日)の両日、東京都写真美術館ホールにおきまして、記念すべき第1回大会を開催いたします。
◎10日(土)は浜野保樹氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授、本学会会員)による記念講演「デジタル技術による世界アニメーション産業の再編成」、河口洋一郎氏(東京大学人工物工学研究センター教授、本学会理事)らによる招待研究発表のほか、一般向けの無料プログラムとして広島国際アニメーションフェスティバル組織委員会との共催による広島大会受賞作品上映と木下小夜子フェスティバルディレクター(国際アニメーション映画協会副会長、本学会顧問)の講演が行われます。
◎11日(日)は文部省初等中等教育局の遠藤友麗視学官らを招いてのシンポジウム「教育とアニメーション」、りんたろう監督、沖浦啓之監督、おおすみ正秋監督らを招いてのシンポジウム「アニメーション映画最前線」と参考作品上映を行うほか、一般向けの無料プログラムとして(財)児童育成協会こどもの城協力によるノーマン・マクラレン作品上映と映画評論家・登川直樹氏(元日本大学教授・芸術学部長、本学会顧問)の講演「マクラレンのアニメ・テクニックの探求」が行われます。
◎参加費は会員5000円、一般8000円、学生3000円。申し込みは会員=6月10日(木)〜20日(日)、一般・学生=6月21日(月)〜6月30日(水)必着で、所定の申し込み用紙で郵便またはFAXにて「日本アニメーション学会第1回大会事務局」宛にお申し込みください。
◎申し込み用紙請求先・申し込み先は、〒192−8588 東京都八王子市宇津貫町1566番地 東京造形大学研究事務室内 日本アニメーション学会第1回大会事務局
FAX:0426−37−8743
MAIL:jsas@zokei.ac.jp
◎当日問い合わせ先電話:090−2402−7345
◎なお大会開催に合わせ学会機関誌『アニメーション研究』創刊号を発行いたします。
★問い合わせは必ず日本アニメーション学会第1回大会事務局までお願いします。
 くれぐれも東京都写真美術館にはお問い合わせをしないようお願いいたします。


■日本アニメーション学会第1回大会開催概要
【A.主催】
主催:日本アニメーション学会、東京都写真美術館
※ただし第1日「上映と講演〜ベスト・セレクション・オブ・ヒロシマ」の主催のみ、
広島国際アニメーションフェスティバル組織委員会、日本アニメーション学会、東京都写真美術館
【B.開催日】
1999年7月10日(土)〜11日(日)
【C.会場】
東京都写真美術館ホール(定員190名)
 ※当日は映像工夫館(東京都写真美術館映像展示室)展テーマII
「アニメーションズ―過去から未来へ〜(2)アニメーションとメディア」が開催中
【D.プログラム概要】
第1日:10日(土曜日)
09:30〜10:00  受付
 ※受付時間以後は残席がある限り随時受付
10:00〜10:20  開会式:会長式辞・来賓等祝辞
10:20〜10:30  休憩
10:30〜12:30  上映と講演「ベスト・セレクション・オブ・ヒロシマ」
        講師:木下小夜子顧問
        (国際アニメーションフェスティバル広島大会フェスティバルディレクター)
        上映作品:
        マーク・ベイカー『丘の農家』1988・英、
        アンドレアス・ヒアカーデ『草原に暮らしていた頃』1996・独、
        タニア・C・アナヤ『スウィング・イン・ザ・シーソー』1992・ブラジル、
        デイヴィッド・ボースウィック『親指トム』1989・英、
        マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット『お坊さんと魚』1994・仏、
        アレクサンドレ・ペトロフ『ザ・マーメイド』1996・露、
        ジョン・ラセター/ウィリアム・リーヴス『ルクソーJr.』1986・米、
        ヴァレンティン・オレシュヴァング『ピンク・ドール』1997・露、
        ポール・ブッシュ『ジ・アルバトロス』1998・英
        以上9作品、全て16mmフィルム上映
        共催:広島国際アニメーションフェスティバル組織委員会
        ※一般都民参加プログラムA
        (この回のみ大会参加者以外の一般の方が無料で参加できます)
12:30〜13:30  昼休み
13:30〜14:30  記念講演「デジタル技術による世界アニメーション産業の再編成」
        講師:浜野保樹会員
        (東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授、前メディア教育開発センター助教授)
14:30〜15:00  休憩
15:00〜15:40  招待研究発表 (1) 出口丈人歴史研究部会主査
         「ノーマン・マクラレンの映画史的意味」
15:40〜15:50  休憩
15:50〜16:30  招待研究発表 (2) 横田正夫理事・研究委員長
         「ザ・シンプソンズと心の問題」
16:30〜16:40  休憩
16:40〜17:30  招待研究発表 (3) 河口洋一郎理事・デジタル画像研究部会主査
         「根源的なサバイバルCG芸術の創出」
17:35〜17:45  休憩
17:45〜18:45  日本アニメーション学会第2回総会
18:45〜19:00  休憩・会場移動
19:00〜21:00  懇親会(会場未定・恵比寿ガーデンプレイス近辺)

第2日:11日(日曜日)
09:30〜10:00  受付
 ※受付時間以後は残席がある限り随時受付
10:00〜12:00  シンポジウム「教育とアニメーション――(1)学習指導要領改訂をめぐって」
         パネリスト:遠藤友麗氏(文部省初等中等教育局視学官)、
               春日明夫氏(東京造形大学助教授)、
               高野直美氏(川崎市立白鳥中学校教諭)
12:00〜13:00  休憩
13:00〜15:00  フィルムセミナー「マクラレンのアニメ・テクニックの探求」
        講師:登川直樹顧問(映画評論家、元日本大学教授・芸術学部長)
        上映作品:
        『隣人』1952、
        『線と色の即興詩』1955、
        『算数あそび』1956、
        『いたずら椅子』1957、
        『カノン』1964、
        『パ・ド・ドゥ』1967、
        以上6作品、全て16mmフィルム上映
        協力:(財)児童育成協会こどもの城AV事業部「武藤行雄記念文庫」
        ※一般都民参加プログラムB
        (この回のみ大会参加者以外の一般の方が無料で参加できます)
15:00〜15:30  休憩
15:30〜18:00  シンポジウム「アニメーション映画最前線」
         パネリスト:りん たろう監督、
               沖浦啓之監督、
               おおすみ正秋監督
         ※参考作品上映あり。
18:00〜18:30  閉会式:会長式辞
【E.参加費】
学会員参加費   全プログラム        5000円
一般参加費    全プログラム        8000円
学部学生参加費  全プログラム        3000円
 ※全プログラム参加者は全席完全指定制(会期中同一座席が確保されます)
 ※シンポジウム「アニメーション映画最前線」のみの一般参加 5000円
一般都民参加プログラムA・Bのみ  無料
 ※座席は全プログラム参加者指定席を除く部分(事前申込の必要はありません)
懇親会費(参加資格は原則として学会員のみ)  5000円(予定)
【F.申し込み方法】
所定の申し込み用紙を郵便またはFAXにて下記の「日本アニメーション学会第1回大会事務局」宛にお送りください。
○第1回予約受付・60席(学会員のみ):1999年6月10日(木)〜20日(日)
○第2回予約受付・40席(一般・学生含む):同6月21日(月)〜6月30日(水)
 ※いずれも大会事務局必着。ただし残席がある限り当日受け付けあり。
 ※一般都民参加プログラムのみ参加の場合は事前の申込の必要はありません。
【G.申し込み用紙請求先・申し込み先】
〒192−8588
東京都八王子市宇津貫町1566番地 東京造形大学研究事務室内
日本アニメーション学会第1回大会事務局
FAX:0426−37−8743
【H.当日問い合わせ先電話番号】
TEL:090−2402−7345


■プレス関係者の方へのお願い
○当日取材を希望される場合は事前にお申し込みの上、当日は大会受付プレス窓口にお越しください。取材証をお渡しいたします。
○取材証のない場合は、写真美術館側から見咎められる場合もありますので、ご注意ください。
○お問い合わせ・お申し込みは電子メール:jsas@zokei.ac.jpまたはFAX:0426−37−8743へご連絡ください。
○または電話:0426−37−8111(内301)・東京造形大学教育センター研究室事務担当者(平日:午前9時〜午後5時、土曜:午前9時〜午後12時半)にご伝言ください。
※上記は東京造形大学事務局の電話番号です。学会とは直接は関係ありませんので、できるだけ電子メールまたはFAXをご利用いただきますようお願いいたします。
○ただし学会事務局専従者はおりませんので即応できかねる場合があります。その旨ご了承ください。
○特にお急ぎの場合は当日以外でも090−2402−7345へお電話ください。

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