日本アニメーション学会

研究・教育委員会主催事業・研究上映会
『RESPECT FOR KON-SATOSHI 〜天才監督が遺したもの〜』

(2010年11月23日)

【日時】2010年11月23日(祝日) 午後2時〜6時

【会場】武蔵野美術大学新宿サテライト教室 roomAB (東京都新宿区西新宿1-25-1・新宿センタービル9F)

【参加費】無料

【司会進行】原田央男

【発表者】原田央男、横田正夫


【開催趣旨】
「『千年女優』を始めとして今敏のアニメーション作品において特徴的なのは、端正な画面作りとその積み重ねによって構成される独特の物語である。あえていえばその画面は着色されたまんがのコマを順番にスクリーンに拡大しているようでもあり、日本の商業アニメーションにおいて唯一無二というほど端正かつ精密に描きこまれた絵コンテがその印象を裏付けているともいえるだろう。アニメーション作家となる以前はまんが家であり、しかも大友克洋の作風を一度は通過した今敏は、写真をなぞるがごとき神業的な線画としてまんがを描き、その作法をアニメーションにも応用している。そこからまず『線画』ありきという彼独特の作品スタイルが生まれ、動きと色彩と音声が加えられていくなかで、絵コンテはスタッフとの共同作業によってアニメーションへと『昇華』していくのだ」(原田央男『今敏の作法 ?まんがとアニメーションの間に?』研究発表主旨) 今回企画した日本アニメーション学会、研究・教育委員会主催の研究上映会は、今敏の代表作の上映と併せてその業績を再評価することを目的とし、上記のような試論を研究発表の一つとして、今作品を日本のアニメーションのなかにどのように位置付けるべきかを考えようとするものです。またこの機会を通して、惜しまれつつ夭逝した天才監督を偲ぶよすがとなればとも考え、今回を第一回として複数の開催を予定しています。今敏という作家とその作品に関心を持つ会員の方々は、この機会にぜひとも御参加ください。

【プログラム(予定)】
 PM2:00〜3:30 ・ モニター上映「パプリカ」(2006年・90分)
 PM3:30〜4:30 ・ 講演(題未定・横田正夫)
 PM4:30〜5:30 ・ 研究発表「今敏の作法 〜まんがとアニメーションの間に〜」(原田央男)
 PM5:30〜6:00 ・ 質疑応答


 *参加希望者は11月16日(火曜日)までに、以下のメールアドレスに「今敏作品研究上映会参加希望・(会員名)」の書式で送信してください。
 また当日に、このテーマにおける研究発表等の御希望がある会員の方がおられましたら、それより早目に、その旨こちらに御連絡くださいますようお願いいたします。
 
  宛先:JAG11116@nifty.ne.jp(原田てるお)





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