日本アニメーション学会

研究・教育委員会主催シンポジウム
『商業アニメーションにおける表現規制とその背景について考える
〜東京青少年健全育成条例改正案をめぐって〜第1回』

(2010年11月21日)

【日時】2010年11月21日(日) 午後2時〜6時

【会場】武蔵野美術大学新宿サテライト教室 roomE (東京都新宿区西新宿1-25-1・新宿センタービル9F)

【参加費】無料

【司会進行】原田央男

【発表者】古城文康、陣内利博、顔暁暉


【開催趣旨】
2010年に東京都議会に提出された「東京都青少年健全育成条例」改正案について、日本アニメーション学会では「JSASNwesLetterNo.981」を通して理事会の見解を表明しました。この改正案については以後、東京都議会だけでなく各地方自治体においても同様の条例の制定が討議され、広く注目を集めています。 提出側の主張では、コミックとアニメーションの一部の表現が青少年の成長に悪影響を与えたり、犯罪を助長するとし、そのなかに児童ポルノの定義の拡大や単純所持の規制までも含まれていたため、都議会での論議の結果この案は一度否決され、継続審議となりました。 もとより線引きの難しい領域に規制を課そうとしているため、現在でも賛否両論が飛び交い、その制定の是否が問われています。 さらに「youtube」等による映像配信の普及や「iPad」「Kindle」を使った電子書籍化の流れなど、インターネットを通したコンテンツのグローバル化もこの問題の背景にあることを考えると、ことは青少年健全育成条例改正案の是非のみに止まらず、日本アニメーション学会にとってもさらに追求すべき重要な問題とテーマをはらんでいると見なさざるをえません。 そこで理事会の見解を踏まえ、この問題を商業アニメーションを取り巻く社会的背景にまで広げて考察する、以下のような形での連続シンポジウムを、研究・教育委員会主催事業として開催いたします。性表現とその法的規制の問題を始めとして、商業アニメーションの表現やその社会的・文化的影響に関心を持っている会員の方々を対象に、まず「今、何が問題とされているのか」から意見交換を始めたいと思います。ふるって御参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。

【プログラム】
 PM2:00〜3:00 ・ 現状報告「東京青少年健全育成条例・改正案の何が問題とされているのか?」(古城文康)
 PM3:00〜4:00 ・ シンポジウム(1)「商業アニメーションにおける表現とその規制について、何をどう討議すべきか」
 PM4:00〜4:30 ・ 参考上映「台湾におけるコミックの表現とその規制の歴史」(30分・解説: 陣内利博)
 PM4:30〜5:00 ・ 「アジアにおける表現規制の問題」(顔暁暉)
 PM5:00〜6:00 ・ シンポジウム(2)(アジアにおける規制をめぐって)


 *参加人数把握のため、参加希望者は11月18日(木)までに、以下のメールアドレスに指定の書式で送信してください。
  宛先 古城文康 BZP00410@nifty.com
  書式「件名:JSASシンポジウム11/21参加希望、参加者名:(会員名)」

 *シンポジウムの第2回は12月18日(土)を、第3回は2011年2月26日(土)を予定しています。
  会場は共に武蔵野美術大学新宿サテライト教室・roomABです。


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