日本アニメーション学会

公開ディスカッション2014
「アニメーション美学を語る―クエイ兄弟を中心として―」
ゲスト:スザンヌ・バカン氏
(英国ミドルセックス大学芸術デザイン研究所所長、アニメーション美学教授)

 このたび東京藝術大学大学院映像研究科の招聘で、アニメーション研究者のスザンヌ・バカン氏が来日いたします。これを機会に、日本アニメーション学会の研究・教育委員会と機関誌編集委員会が共催する公開ディスカッションを開催することになりました。  前日の7月11日(金)に横浜で開催される東京藝術大学主催のコンテンポラリーアニメーション入門『クエイ兄弟、失敗の迷宮』と呼応しつつ、その内容をディスカッション形式でさらに深めるものになります(日英逐次通訳有)。さらに議論のきっかけとして、クエイ兄弟の短編アニメーション作品3本を特別上映予定です。いずれも日本未公開作品でDVD作品集にも未収録の貴重な作品です。  学会員以外の方もご参加頂ける会ですので、ご興味、ご関心のある方は、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。


◎日時:2014年7月12日(土)13:00〜16:00(12:30開場)

◎会場:東京造形大学・大学院 渋谷サテライト教室(72教室)     
学校法人桑沢学園渋谷校舎(桑沢デザイン研究所)7F
地図:http://www.kds.ac.jp/smenu/access.html


◎概要:

 現代アニメーションにおけるクエイ兄弟の意味合いから、アニメーション美学研究の方向性を議論します。さらに様々な大学でアニメーション研究教育に携わり、論文誌『Animation: An Interdisciplinary Journal』の設立編集者でもあるバカン氏の豊富な経験に基づき、世界的なアニメーション研究の動向と、今後の国際的な研究者ネットワーク構築の可能性について議論します。


◎登壇者:

メインゲスト:スザンヌ・バカン氏
ディスカッサント:須川亜紀子会員(横浜国立大学)          
キム・ジュニアン会員(東京造形大学)

<スザンヌ・バカン氏略歴>  
アニメーション研究者。『The Quay Brothers: Into a MetaphysicalPlayroom』の著者。「シネマ・オブ・アプリヘンション」、「パヴェーシヴ・アニメーション」という概念を提唱するなど、今日もっとも活発なアニメーション研究者の一人。チューリヒ大学で博士号を取得。現在英ミドルセックス大学のアニメーション美学教授、同校の芸術・デザイン研究所(ADRI)所長。ブリティッシュコロンビア大学、パシフィックノースウェスト芸術大学、シュトゥットガルト技術大学の客員教授を兼任。アメリカの映画・メディア学会では、アニメーテッド・メディアを専門にする特別研究グループを立ち上げ、「特殊な映像」というより、「メディア」としてアニメーションを取り扱う研究アプローチを本格化させる。バカン氏は、映画および展示におけるキュレーターとしても活躍。特に、現在スイスで毎年開催されるファントーシュ国際アニメーション映画祭の創立者であり、その共同フェスティバル・ディレクターを1994〜2003年まで務める。

◎プログラム:

1.バカン氏によるショート・スピーチ(20分)
2.クエイ兄弟の日本未公開作品上映(50分)

「Songs for Dead Children」 (2003, 23min)
「Alice in Not So Wonderland」(2007, 3min)
「Inventorium of Traces」(2008, 23min)

3.対談(70分)
4.質疑応答(30分)


◎入場無料・日英逐次通訳あり

◎事前申し込み無しにご来場頂けますが、会場準備の都合上、参加希望の方はなるべく以下の問い合わせ先まで、お名前とご所属をご一報頂けますと幸いです。

◎問い合わせ:
 布山タルト(東京藝術大学)
 info@taruto.com(@を小文字に変えてください)


◎主催:日本アニメーション学会

◎協力:東京藝術大学大学院映像研究科



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